なぐりがきBEAT 買いました

ネタバレ含みます。未視聴の方はご注意ください。
とても頭の悪い記事です。ポエムってます私に語彙力ください。


聴いてすぐこの記事書いています。
いやーこんな頻繁に記事書くつもりなかったんですけどね!?年取って涙もろくなったせいか感傷に浸り気味でして…。
つまり、なぐりがきBEAT通常版に泣かされたわけでございます。
わざわざ通常版、と記載したことにはわけがあります。

RYO NISHIKIDO 最高かよ~~~~~~~~~!!!!!!!!!

私通常版は購入するか迷ってたんですよね。
でもツアーで評判名高かったこの曲を一刻も早く聞きたくて、CDショップ行ってすぐ手に取りました。
あ、ちなみに今回は新春特番と通常版購入。MVの方は村上担的評判を探ってからにしようかと。

結果、買って間違いなかったなって思いました。
まず、Tokyoholic。これはやっぱNOROSHIのセッションムービー見てからじゃないと聞いちゃいけないんじゃないかと思うくらい鳥肌たちました。
こういうのをエモいっていうのかしらね。BBA最近の言葉分かんないので間違っててもスルー宜しく。
私ツアー入ってないものでこれが初見(聴)だったのですが、本当に彼らしか歌えない楽曲だと思います。
ただ関西出身のアーティストが歌うのではダメ。彼らにしか歌えない曲。表現の仕方。
バンドとしての関ジャニ∞があるからこそできること。そしてジャニーズアイドルとしての彼らがあるからこそ歌える曲、だと私は思っています。
そしてそれを作ったのが、もう一つ、関西とは離れたグループで掛け持ち活動していたryo nishikidoであるというこの事実がもうなんとも言葉にしがたい感情を連れてくるのです。
私は当時積極的にどちらのグループも追っていたわけではないですが、あのころはテレビを見ていれば自動的にジャニーズを摂取できる時代だったので(今以上に)、大変だな、と思いながら見ていました。もうひとつのグループとして亮が出た時に保護者のごとくヨコヒナがついてきたことは今でも記憶の片隅に残っています。
そんな亮ちゃんが作ったこの曲。Tokyoへの挑戦状にも思えるし、Tokyoという巨大な街に振り落とされないよう必死にしがみついているようにも思える。

“Why are you so mean to me?(どうしてそんな意地悪するの?)
そんな上から見んなやこっちも必死なんじゃ”

これを歌ってるのがryo nishikidoなんですよ。

”すげえ腹減ってる 満たされへんまま消化していく毎日
なんでそんな意地悪するん そんなはよ歩かれたら姿も見失うわ

こんな遠くまで走ってきた?
ここどこや!
おい!ちょっと待ってくれ!
おれらはそこに行きたいんじゃ!

Tokyoなんか好きになれない!

でもTokyoを嫌いになんかなれない!!”

勝手に関西弁訳してみましたが私のイメージこんな感じ。間違ってたら各方面の皆様すみません。
Here we go then がよく分からん…。正解は何じゃろ?

もうエモいの一言ですよね。これを東京ドームで歌うことのエモさ。すばると亮ちゃんのサビの掛け合いのエモさ。すばると亮ってとこがもう、本当に…。ただメインボーカルってだけじゃないんですよね、このパートを二人が歌うことの意味。
こういう歌を歌えるようになったのも感慨深いです。勝手な想像ですけど、ようやく自分たちで立ち上げたレーベルで少しずつ自分たちのやりたいことをさせてもらえるようになったのかな、と。自分たちのやりたいことをさせてもらえる責任を与えられたんじゃないかな、と思うわけです。
これを冬ツアーのセトリに組み、新曲のカップリングにするって最高にかっこよくありませんか関ジャニ∞
関西から出てきて東京で今も戦っている彼らが、結成して15年目に歌うこの歌、最高にかっこよくないですか。

私はこういう彼らが大好きなんだな、と改めて思いました。
私も地方のド田舎出身で街へ出てきたもんだからほんの欠片だけ共感できる部分もある、気がする。
私はこうやっていつも必死で戦っている彼らが大好きなんです。常々もっと上を目指してくれ、と思っていますが、彼らはまだ忘れていなかった、ずっと心にくすぶっている強い思いがあるんだなと認識を改めさせられました。
tokyoという巨大な街に何度も何度も戦いを挑み続ける彼らの背中を、少しでも押すことができたのなら、どんなに幸せか。
こんな曲を聞かされたからこそ、彼らにもっともっと遠くに上に行ってほしいと思うんです。だからこそ、1枚でも多くCDを買い、彼らがやりたいことをできるようにしたいなと思うんです。勝手に好きになって勝手に夢見させてもらって勝手に理想を押し付け、嫌なファンだと思うでしょうが、それでも彼らが戦い続ける限り、私もCDを買う、という方法で一緒に戦っていければな、と思わずにはいられないのです。
彼らがTokyoを好きになれない!って言わなくていい未来がくるように、私はCDを買い続けたい、と思うのでした。

あと、ところどころ遊び心があるのも亮ちゃんらしいな、と思いました。オシャレ。
村上くんのパートの英語がカタカナ表記とか、大倉パートの歌詞とか、丸の台詞とか。あと個人的に好きなのはすばるのahhhhhhh!!!!!です。
鳴き声や悲鳴のような声。こういうセンスがマジで最高だと思いました。


しかし私が涙したのはこの曲じゃなくて。
次の曲、BJだったんです。
やっぱりあのBJで、そしてバンド。編曲錦戸亮
これ、歌詞カード見て編曲錦戸亮の文字を見て、イントロ聞いて涙出ました。
そして、私たちは本当に関ジャニ∞に愛されているな、と思ったのです。
錦戸亮はとても過去を大事にしてくれている気がして、昔聞いたあの曲をまた聞きたい、と思っているファンの気持ちを知って、こんなふうに忘れてないよ、と示してくれている気がして、本当に本当に嬉しく思います。もちろんすべて私個人の勝手な想像にすぎないですが。
ただ単に亮ちゃんがこの曲好きでバンドも好きだからこれバンドでやろうよ、ってことかもしれません(というかそうな気がする)が、それでもこうして少し前の曲を拾い上げてくれることがとても嬉しいんですよね。
バンドするなら新曲でもいいだろうに、あえて既存曲をやるという、亮ちゃんのそういうところが好き。そして選曲もいい。
また歌詞が葛藤と希望を胸に抱いたような歌で、これをTokyoholicのあとに持ってくるというところが深読みさせますよねー。
いつも何かに飢えていて満たされなくて、でもどうすれば満たされるのか分からなくて与えられたものを消化していくだけの毎日、そんななかで後悔と葛藤しながらそれでも前に進もうとする彼らの物語性が私は好きで、そういうもがきがむしゃらに戦う彼らに惹かれるんだなと思いました。
何度ももう追いかけるのはやめようと思い、離れていた時期もあったけど、こういうことをしてくれるから、とてつもない引力でまた私を沼へ引きずり込んでくれる。そんな彼らが大好きです。

脱線しますが、今の彼らに歌ってほしいのはwanderです。今こそ今の彼らに歌ってほしい。
あのころの彼らにしか歌えない曲だと思いますが、それでも今もう一度聞きたいな、と新規の私は思いました。
今回のBJが余計にそう思わせてくれました。

BJ,夏の5大ドームでやってくれるんだろうな。きっと。
しばらくはTokyoholicとBJに浸る日々になりそうです。まだなぐりがきBEATは聞けてません。
では、新年会、見に行きますか!




あ、最後にちょろっとだけ。
先日のヨコヒナ夜ふか死。
私は予告の顔面対決の文字が見えた時点でお察し状態だったので期待はしていませんでした。
ただ、ヨコヒナは尊かったし、ヒナはヨコが俳優・横山裕として自分の番組に来てくれたことがすごく嬉しそうで誇らしそうで、ヨコもヒナの大事な番組を邪魔しちゃいけないみたいな、そんなお互いがお互いを尊重しているように見えました。私には。
お互いの仕事を尊重した結果、ヨコは夜更かしの空気・台本通りのヒナけなしをしたわけですが、最後はお二人の人気の秘訣ですね、とまとめようとしてくれた。
最後のヒナのあの言葉は、各方面に対してとても優しかった。ヒナは優しい。
あの言葉は、ヨコも、番組の思惑通りにしようと(して空回ったであろう)したマツコも、夜更かしという番組に対しても、それらを守るための優しさから出た言葉だったと思う。
ただひとつ、あの言葉で守られなかったもの、それはヒナ自身だった。ヒナ自身がそうしたことによって、「夜更かしの村上」を受け入れられないファンは傷ついてしまった。
センスがなかったのはただひとつ、夜更かしスタッフである。以上。